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日程表
7月15日(金)
研究報告13:10~13:30
「若年2型糖尿病患者実態調査」 全日本民医連「暮らし・仕事と糖尿病調査班」
2014年10月に全日本民医連より、「暮らし、仕事と40歳以下2型糖尿病についての研究」(MIN-IREN T2DMU40 Study)報告書、放置されてきた若年2型糖尿病-2型糖尿病の未来予想図-ブックレットが刊行されました。研究代表者である、石川民医連城北クリニック所長、莇也寸志先生より報告いただきます。
全体会13:30~14:50
寸劇「ジコセキニンって言われたって・・」
寸劇による症例提示を通して、糖尿病とSDH(健康の社会的決定要因)について学び、考えを深めます。糖尿病に対する患者さんの思いを捉え、医療者との「ずれ」を認識し療養支援に生かしましょう!
分科会(口演発表)15:00~17:00
ポスターセッション17:10~18:10
糖尿病にかかわる、日ごろの医療・介護・研究活動の発表の場です。積極的にご応募ください。
演題・抄録登録はオンライン登録のみです。詳細については、こちらをご確認ください。
演題・抄録登録期間;2016年1月15日(金)~ 2016年3月2日(水)
夕食交流会18:30~ 定山渓ビューホテル 大広間
北海道の美味しい味覚に舌鼓を打ちながら、全国の仲間と楽しい夜を過ごしましょう!
アイヌアーティストTOYTOYミニライブやご当地クイズ、ゲームなど盛りだくさんで皆さんをお待ちしています!!
7月16日(土)
糖尿病研究会8:20~8:50
ワークショップ9:00~10:20
①「高齢者の糖尿病」
講師:道北勤医協 旭川北医院 内科 仲谷了先生
超高齢化社会を迎え糖尿病の増加、認知症やサルコペニア、フレイルなど様々な対応が求められています。ワークショップでは高齢糖尿病の基調報告後、実際の診療からの症例を提示し多くの専門職から広い角度でグループワークを行います。
②「地域と連携して取り組む 糖尿病性腎症の重症化予防」
講師:道南勤医協 函館陵北病院 内科 佐々木悟先生
糖尿病性腎症の重症化予防、とくに減塩に焦点をあて、推定1日塩分摂取量検査、塩分味覚閾値検査(ソルセイブ)の最新のエビデンスに基づき、地域ぐるみで減塩をおこなうシステムやワークフローなど地域連携の新たな切り口を函館稜北病院の取り組みをもとにグループディスカッションします。
③「最新の糖尿病薬物療法」
講師:札幌厚生病院 糖尿病・内分泌内科 臨床研修センター
主任部長 紅粉睦男先生
近年、作用機序の異なる経口糖尿病薬や作用時間の異なるインスリン製剤、GLP-1作動薬等の新しい薬剤が登場しています。最新の糖尿病治療薬について講演をいただきます。あわせて札幌圏の民医連院所における糖尿病治療薬の使用実態に関する経年調査結果も報告します。
④「健診から見た未治療糖尿病」
講師:勤医協中央病院健診課 池川純美恵保健師
埼玉西協同病院 長谷川幸路保健師
健診課は病院の中で唯一健常者を対象とし、年間約1万人のデータが集積します。健診者の中には高度の糖代謝異常やタンパク尿があっても未治療の人がいます。それをどのように拾い出して治療につなげるか、その実践と成果・問題点について学びます。
⑤「運動療法~楽しく運動を続けるために~」
講師:社会医療法人 新潟勤労者医療協会 かえつクリニック 所長 岡田節郎先生
運動が身体にいいことはわかっているけれど・・。」効果があるのに継続率の低い運動療法。続けられない理由を探りながら、近年注目されているメディカルフィットネスの実践を健康運動指導士の指導も体験しながら学びましょう。どこかにヒントがかくれているかも?
⑥「フットケア ~これからも共に歩いていくために 足から暮らし・仕事を考えよう~」
講師: 北海道勤医協中央病院 糖尿病看護認定看護師 笹川恭子看護師
フットケアはその方の「あし」だけではなく「からだ」と「こころ」も一緒にみることがとても大切です。そして、その方をとりまく「社会」にも原因が隠れているかもしれません。グループワークを通して、みなさんで「暮らし・仕事と“あし”」を考えてみませんか?
特別講演10:30~12:00
「糖尿病医療学の知を臨床の力に」
奈良県立医科大学糖尿病学講座 石井均教授
医学上正しい方法で治療しても、なかなか良くならない方がいます。よく話を聞いてみると、お薬を飲んでいませんでした。そんな場面ありませんか?血糖値が高い…医療者として不安になる…、石井先生はそんな「糖尿病医療学」を深く研究されています。みんなで「糖尿病医療学」を勉強しましょう!